2.4:中古マンションの探し方をご説明します

- サイトも業者も最低でも2~3社は廻って物件を探そう!
- 契約するまではリスクは発生しないので、恐れず行動をする!
- トラブルの原因は担当評価=物件評価という認識である
このページで覚えるべきポイント
詳しい理由を知りたい方は読み進めて下さい
インターネットでの探し方
SUUMO・・・CMでもおなじみのサイトで情報量も非常に豊富です。安定感抜群。
HOMES・・・こちらもCMもやっており、有名なサイトです。物件情報も多く利用しやすいです。
アットホーム・・・上記2サイトと並ぶ優良不動産情報サイトです。
物件が掲載される流れ
物件情報は売主がどこでもよいので不動産業者に「物件を売りたい」と依頼することで依頼された不動産業者が一定期間内にレインズに登録(義務)する事で、レインズに掲載されます。
そして、レインズに掲載された部兼情報はすべての不動産業者が確認することができ、買主に対して紹介することができます。
※個人売買については最初のページをご覧ください。
スーモとレインズの違い
「レインズは登録が義務」に対して「スーモは登録が任意」です。つまり、「スーモには登録されない物件情報がある」という事です。その理由もスーモに掲載をする意味を知れば理由がわかります。
スーモは売主から依頼された物件情報をより早く売る為に、物件の販売を依頼された不動産業者がスーモにお金を払って情報を掲載してもらいます。スーモに掲載すると一般の方もネットで物件情報を探して問い合わせをしてくれるようになるので、販売できる確率が非常に上がるのです。(こうすることで買主と売主の両方から仲介料がもらえるメリットがあります)
ぶっちゃけた話、お金を払ってスーモに掲載してさっさと売る方が利益になります
では、スーモに掲載されないパターンですが、それには二種類あり、「すぐに売れる見込みがある」か「全く売れる見込みがない」パターンのどちらかです。
不動産業者であれば「絶対に売れない物件」は分かりますので、そんな物件は経費の無駄なのでスーモには絶対に掲載しません。
逆にすぐに売れるパターンですが、不動産業者はこういった物件が欲しいという顧客を抱えてますので、その顧客に見合う物件であればすぐに売れるので、当然経費の掛かるスーモには掲載しないという事です。
※「スーモ」でなく「ホームズ」や「アットホーム」といった不動産情報サイト全般に上記は当てはまります。
おまけ:レインズに掲載されないパターン
レインズに掲載することは義務と言いましたが、実は掲載しなくてもよい抜け道があります。それは、レインズには掲載するまでに一週間前後の猶予期間があるという事です。
非常に良い物件は数日以内に売れるので、すぐに売れる優良物件であれば仲介手数料欲しさにぎりぎりまでレインズの掲載をぎりぎりまで引っ張るのです!
すぐに売れる物件はレインズに登録される前に当然売却済みとなり、実質登録されることはなくなります。
直接!不動産業者での探し方

相談に行く場合は、事前に電話連絡を入れた方が対応がスムーズになります。折角訪ねて担当が全員対応中であれば無駄足を踏んでしまう事になりますから。平日でも担当者は外廻りに出ている事があります。
契約後に冷たくされるトラブルのカラクリはこうです。担当に良い物件と言われた為、特に確認もせず信用して契約を結びます。しかし、契約後の対応の変化から、担当と一緒に物件まで疑い、少し調べると気に食わない部分が見つかり、騙されたと言って解約騒動がおきます。しかし、解約をしてもお金が戻ってこないので、更に大きなトラブルに発展します。
このページのおさらい

物件探しは必ず2~3のサイトと業者を利用して探して下さい。契約するまではリスクはなく、買主の方が圧倒的に有利な立場ですので、積極的に行動するべきです。契約後に担当者が冷たくなる事はごく普通の事ですし、それも自分で物件確認さえ行っていればほとんど問題ありません。 しかし、ごく稀にとんでもなくダメな担当者がおり、流石にそのような担当者に当たってしまうと物件購入はかなり苦しくなります。しかし、複数の業者と比較すればその問題も気にする必要はありません。 とにかく、複数の業者に相談する事が非常に重要だという事を覚えておいてください。